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外構工事で叶う防犯対策ってあるの?

せっかく外構工事を行うなら、防犯対策も兼ねたデザインにしたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は防犯の観点から、外構工事と一緒に施工してもらうものから自分でできることまで、自宅の防犯対策についてお伝えします!

侵入者の心理的な抑制を図る

侵入者が嫌がるのは、一般的に「光」「音」「視線」「(侵入までの)時間」と言われています。侵入者に「この家は入りにくい」と心理的に思わせることが一番の防犯になります。
難しいかもしれませんが「もし自分がこの家に侵入するなら・・?」と外からの視点を持って考えてみると、逆に侵入されやすい経路や死角を見つけて対策するのにいいかもしれません。まずは侵入者が入りづらい環境をつくることが大切です。次項では、実際にどのような防犯対策があるかご紹介します。

通ると光るセンサーライトを設置する

空き巣や強盗の発生時間は、明るい時間帯よりも人目を避けられる暗くなり始める夕方から夜間に多い傾向があります。そのため、夜間の侵入防止対策として、敷地内にセンサーライトを設置して光の防犯対策をすると効果的です。

センサーライトは動きを検知して自動で点灯するため、侵入者が近づくとライトが点灯し周囲が明るくなります。これにより、侵入者を驚かせ注意を引くことができます。また、自分の存在が明らかになり、行動を起こすのをためらう可能性が高まるため、センサーライトのある住宅には侵入を躊躇する効果もあると言われています。

ホームセンターやネットでも販売していますが、外構との調和を考えたり調光をしてもらうなら業者にお願いするのが安心です。

歩くと音が鳴る防犯砂利を敷く

防犯砂利とは、敷地の周りに敷いておく砂利のこと。上を歩くとジャリジャリと音が鳴り、敷地内を歩くことをためらってしまう効果があり、それ以上奥に侵入させないようにします。
防犯砂利はホームセンターでも広く販売していて比較的安価なので、すぐに取り入れられる防犯対策としておすすめですが、範囲が広い場合や敷く分量がわかりづらい場合は外構工事の際に業者と相談して敷いてもらうと確実です。

外部からの視線を敢えて作る

高い塀やフェンスで敷地を囲った家は、外からの目線がなく一見安心なように感じますが、実は侵入者にとっては絶好のチャンス。一度侵入に成功すると、外から侵入者が見えづらく隠れやすいため、窓を壊して家屋に侵入するなどの犯行が行いやすいのです。そのため外から誰が見ているかわからない状況を作ると、入りづらい心理が生まれます。
外構工事の際に、塀やフェンスを設置することをお考えの方は、外からの視線を敢えて作り出すような網目が荒いフェンスは低い塀がおすすめです。

家の周りに植物をおきこまめに手入れをする

意外にも、植栽のお手入れをしっかりしている家に侵入者は入りづらいようです。それは常日頃から家の周りを綺麗にしていると、家を空ける時間が短く、家の細かいところをチェックしているように感じ、防犯意識の高い家として認識されるからです。逆に家の周りに雑多に物が置いてあったり、雑草が伸び切ったまま放置しておくと、留守が多い家として目をつけられてしまいます。
家の周りに植栽が植えられなくても、綺麗に片付けてあるだけでも十分に効果があります。外構工事の際、片付けやすいデザインを相談してみるのも良い方法です。

外構で防犯対策の他に

その他にも、防犯カメラを設置する、ホームセキュリティに加入する・・・などの対策ができますが、まずは簡単にできることからご紹介しました。
ぜひ外構工事をお考えの方もそうでない方も、今後の家づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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